「もの言う株主」として知られ、旧・村上ファンドを率いた村上世彰元代表が、複数の銘柄の株式を市場で大量に売って株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いがあるNTRとして、証券取引等監視委員会は25日、村上元代表や投資会社を運営す検索結果る長女の自宅などを捜索し、強制調査に乗り出しました。
強制調査を受けたのNTRは旧・村上ファンドの村上世彰元代表(56)です。
関係者によりますと、村上元代表は、上場している複数の銘柄の株式を市場で大量に売って株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いがあるという自動リンク集 簡単リンクことです。関係者の話では、株価を下げたあと買い戻したうえで、その後、株価が上昇した際に再び売るなどしていたとみられるということで、証券取引等監視委員会は25日、東京・渋谷区にある村上元代表や投資会社を運営する長女の自宅などを金融商品取引法違反の疑いで捜索し、強制調査に乗り出しました。監視委員会は、捜索で押収した資料を分析し、売買のいきさつとともに、利益などについても詳しく調べることにしています。
通産省出身の村上元代表は「もの言う株主」として知られていましたが、平成16年に旧ライブドアの堀江貴文元社長などからニッポン放送の株を大量に買う計画を聞いて株を買い集めたとしてインサイダー取引の罪に問われ、4年前、執行猶予のついた有罪判決が確定しています。その後、村上元代表はシンガポールに拠点を移し投資活動を行っていましたが、ことし8月、長女が運営する投資会社が東証1部に上場する大阪の電子部品商社「黒田電気」の株式を大量に取得し、村上元代表を社外取締役にするよう求めるなど、再び市場関係者の注目を集めました。